0001逢いみての… ★
2022/10/10(月) 00:00:00.65ID:CAP_USER震源の深さは7.0キロメートル、最大震度は6強だった。台湾全土で揺れが観測された。台東県では、17日夜にもM6.4の地震が起きていた。
武蔵野学院大学特任教授(地震学)の島村英紀氏がこう警戒を呼び掛ける。
「台湾で発生した大地震を対岸の火事と受け止めるわけにはいきません。今の地震学では証明されていませんが、両国の地震は兄弟分の関係にあります。どちらが先に起こるかははっきりしないが、データを見ると、台湾で大地震が発生した数カ月後、日本でも連鎖していることが多いようです。もちろん、必ずそうなるとは限りませんが、当分の間は注意を要するでしょう」
近年、日本で甚大な被害をもたらした大地震を見ても、島村教授の指摘は一目瞭然だ。1994年9月、台湾海峡南部でM6.8の大地震が発生した。その4カ月後の1995年1月、阪神・淡路大震災(M7.3)が関西地方を襲った。2016年2月、台湾南部地震(M6.6)では、2カ月後の同年4月に最大震度7を2回観測した熊本地震(M7.3)、2018年2月の花蓮地震(M6.4)は、4カ月後に最大震度6弱の大阪府北部地震(M6.1)が起こっているのだ。
「地震大国の台湾ではM6クラスの地震が数多く発生しています。しかし、日本に比べ、地震の規模が大きいのに被害がそれほどでないのは、東部海域の震源が多いからです。台湾中部を震源とするM7.3、震度7を記録した『921大地震』(1999年)は、死者2415人を数えた。震源が台湾のほぼ中央だったからで、20世紀で一番大きな地震とされます」(サイエンスライター)
現在、フィリピン海プレートは活性化している。日本は地震の活動期に入っているだけに、こうしたフィリピン海プレートの一角で発生した台湾地震に反応して、日本で巨大地震が起こらないか心配になってくるのは当然だ。
政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会によると、30年以内(2020年1月時点)に発生すると予想される南海トラフ巨大地震、首都直下大地震はいずれも70%以上と高い確率を示している。
「フィリピン海プレートの西縁には琉球海溝が南西諸島の東方に分布し、台湾にまで延びています。そして、琉球海溝の北東端は南海トラフにつながっている。こうした海域での地震などによる異変は、連鎖する恐れがあるのです」(全国紙社会部記者)
南海トラフと台湾地震の関連性を結びつけるうえで、不気味なデータがある。
1966年3月、台湾花蓮沖でM7.5の大地震が発生すると、同日、沖縄・与那国島近海でM7.3の地震が起きているのだ。
「フィリピン海プレートで発生した地震であることに加え、台湾と与那国島は琉球海溝でつながっている。同日に起きたのも、その証拠ですよ」(前出・サイエンスライター)
直近の南海トラフでいえば、1946年12月5日、台南新化地震(M6.1)が発生すると、半月後の同年12月21日に昭和南海地震(M8.0)が起きているのだから、台湾地震、琉球海溝、南海トラフは3点セットで捉えた方がいい。
では、もう1つの首都直下地震はどうか。
昨年10月、横浜市は異臭騒ぎの原因となったガスについて会見し「ガソリンの蒸発ガスに含まれる物質が検出された」と発表した。
「異臭騒ぎに遭った住民が傍にいるのが辛かった≠ニ話していたように、噴火口から出る火山ガスや硫黄泉などの臭いを指しているのでは。きっと、地下の奥深くで岩盤が擦れ合っているんですよ」(横浜在住のライター)
続く
以下ソース
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/81384
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