「(前略)とても男性のホモソーシャル的な演説だと思って聴きました。安倍元首相は、福島みずほ党首など女性議員には見下した態度を取る方でした。女性からはあのような演説は生まれないと思いました」(大椿ゆうこ・社民党副党首)

 これは10月27日の大椿さんのtwitterでの言葉。なにについて述べているかというと、10月25日に行われた衆議院本会議での、野田佳彦元首相の安倍元首相に対する追悼演説について。

 ええーっ! あたしはとても感動したけどな。安倍首相に阿るわけでもなく(影の部分に関しての追及はつづけるといっていた)、しかし長年敵として闘ってきた者へのリスペクトも感じた。

 安倍さんの優しさのエピソードにはちょっとうるっときたし、野田さんの「勝ちっ放しはないでしょう」というおどけた言い方から、野党はまだまだあきらめたわけではないという気概まで伝わってきた。

 どうしてこの演説が、女性や同性愛を排除するホモソーシャル的、となるのだろうか?

 たしかに安倍さんは、野党の女性議員に対して酷いなと思う態度を取ることがあった。しかし、それはそれ、これはこれだ。そのことをピックアップして語る場ではないだろう。

 もしかして、野田さんが、議会のことを「主戦場」といい、「少しでも隙を見せれば、容赦なく切りつけられる」などと、戦いの相手として安倍さんを語ったからか?

 けど、野田さんは、「手強い論敵」「仇のような政敵」と述べて、

「張り詰めた緊張感。激しくぶつかり合う言葉と言葉。それは、一対一の果たし合いの場でした」

 とあくまで議論としての戦いについて語っておる。それが民主主義のあり方だから。

 大椿さんは「女性からはあのような演説は生まれない」といっているが、逆に女性ならどのような演説が生まれたというのだろうか。それはそれで、聞いてみたい気がしてる。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/314241

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