5/15(月) 13:14
韓国で東日本大震災以来、M4以上の地震が18回も発生! 懸念される「白頭山噴火」と北朝鮮の核実験
https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20230515-00349603
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韓国で今朝(午前6時半頃)「北東部の江原道東海市沖、北東52kmでマグニチュード(M)4.5の地震が発生した」と韓国気象庁が発表していた。
震源の深さは32kmと推定されていたが、東海市と近隣の三陟市、江陵市では家が揺れたものの幸いにも大きな被害は出なかったようだ。
韓国気象庁によると、東海市近くでは4月23日以降、35回の地震が発生し、今朝の地震はその中で最も規模が大きかったようだ。
今年に入って朝鮮半島及び周辺の韓国海域ではM2以上の地震が44回も発生しているが、M4以上はこれが初めてで、昨年11月に忠清北道トクェ山郡の北東側11kmの地域で起きたM4.1の地震以来6か月ぶりである。
朝鮮半島は古くから日本列島と違い滅多に地震が起きないことで知られていた。実際に東日本大震災が発生した2011年の前までは月に1〜2回程度しか観測されていなかった。それも小規模の地震だった。
ところが、2011年以降は多い月で300回以上も起きている。規模もM3〜4に上がっている。
韓国気象庁の統計では2011年以後、M4以上の地震は18回発生している。そのうちの7回はこの5年間で発生している。
韓国地質資源研究院のイ・ヨンス博士の論文によると、鬱陵島(ウルルンド)は過去1万2000年の間に4回の噴火が起きた活火山だが、はるか昔に「死んだ火山」と言われ、最近まで火山活動は全く観測されていない。
しかし、7年前に国際科学ジャーナル「地球物理学研究:地球」に掲載されたスイス連邦工大のアンドレアス・ホィットニー教授ら研究陣の論文には鬱陵島の直下50kmに幅300km、深さ100kmの巨大な「マグマだまりがある」と指摘されていた。
韓国では鬱陵島が再び噴火するのではないかと憂慮されているが、鬱陵島以上に懸念されているのが北朝鮮最北部に聳える白頭山(ペクトゥサン)の噴火である。韓国の地震学者の一部で韓国国内での地震と白頭山周辺での地震との関連性が指摘されているからだ。...
白頭山には2005年に撮られた映像から地下にマグマが溜まっていることも、地下から噴出するマグマによるガスで白頭山の樹木が枯死していることも確認されている。...
白頭山はこれまで100年に一度の小噴火と、1000年に一度の大噴火を繰り返してきた。
なかでも西暦946年に起きた大規模噴火は世界最大級とも言われる巨大噴火で、その勢いは凄まじく、頂上に直径5kmのカルデラが形成され、火山灰は偏西風に乗って日本の東北地方にも降り注いだ。
ちなみに最後に噴火したのが1925年で、この時は小規模であった。
白頭山が噴火すれば、その規模は欧州の空港を麻痺させた2010年のアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルの火山噴火の1000倍と推定されている。
仮に噴火が現実となれば、その被害は想像を絶すると言われている。火山の噴出物が空を覆い、約3か月で北半球の平均気温が最大で0.5度C下がるとシミュレーションされている。
驚いたことに、釜山大学地球科学教育科のユン・ソンヒョ教授によると「1000年前の1%の噴火でも北朝鮮の人々は生き残れないかもしれない」とのことだ。
また、釜山大学の研究チームが2015年に国民安全処に提出した「火山災害被害予測技術開発」と題する研究報告書によると東側上空に気圧の谷がある状態で白頭山が噴火すれば、「火山灰が北風に乗って韓国側に流入し、
江原道に最大で10.3cmの火山灰が積もることをはじめ、済州、全羅南道、光州を除く韓国全域に少なくて数ミリから多くて数十ミリの火山灰が積もり、農作物被害4兆5千億ウォンを含め11兆1895億ウォンの被害が発生する」と予測されていた。
北朝鮮は2006年から2017年までに過去6回、核実験を行っているが、核実験場の咸鏡北道吉州郡豊渓里(プンゲリ)ではM3前後の地震が頻繁に発生しており、
国連傘下の包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)は「(地震は)核実験によって誘発された」と地震と核実験との因果関係を指摘していた。...