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画像は「The Sportsgrail」より

　米ミシシッピ州の女性が、SNSに投稿した動画に犬と性交している様子が映っていたとされ、逮捕された。罪が認められれば、最長で10年の禁固刑に処される可能性があるという。

　デニス・フレージャー（19）は、Snapchatを通じて雄犬との性行為を撮影した映像を共有。近隣住民が2月にその動画の存在を地元当局に知らせたところ、彼女は最終的に加重残虐罪で逮捕された。

　ジョーンズ郡保安官事務所のJDカーター保安官は、「私の17年間の法執行活動において、これは最も不穏な事件の1つです」と述べている。

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画像は「Daily Mail」より

　フレージャーは、動画内で動物と性交しているのは自分だと認めたとされているが、公式な発表はされていない。

　彼女の飼い犬は住宅から押収され、地元の動物病院に運ばれたという。そのうちの1匹はジャーマンシェパードで、フレージャーは「サービスドッグ」と呼んでいたそうだ。

　ミシシッピ州での動物虐待は6カ月以下の懲役と罰金で処罰されるが、不自然な性交の場合10年以上の懲役刑の可能性もあるとのことだ。

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画像は「Daily Mail」より

　フレージャーは動物虐待と不自然な性交の罪でジョーンズ郡成人拘置所に収監され、木曜日に初出廷。保釈金は2万5千ドルに設定され、裁判官はフレージャーに裁判が終わるまで動物に近づかないように命じた。

　時折発生する獣姦事件だが、その歴史は長く、古代エジプト人男性は牛などの家畜と性交渉をしており、古代エジプトの象形文字の中には紀元前3,000年ごろに行われた獣姦の記録を刻んだものもあるという。また、ギリシャ神話にも獣姦は度々登場。白鳥に変じたゼウスとレダが性交渉し、“トロイ戦争”の火種になるヘレネーが誕生する話や、ミノス王の妃であるパーシパエーが牛と性交渉し、ミノタウロスが産まれた話などがある。

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画像は「Daily Mail」より

　以降も獣姦は文学や芸術にたびたび登場。19世紀の画家エドゥアール＝アンリ・アヴリルは「ヤギと男」という獣姦画を、日本では1820年頃の艶本『喜能会之故真通』で葛飾北斎が春画「蛸と海女」を描いている。

　動物との性行為を愛情表現と考える人もいるが、度を過ぎれば動物虐待だ。今回、フレージャーは犬との性行為を動画に撮影し共有、場合によっては金銭を受け取っていた可能性もあるため、性行為が純粋な愛の結果だったとは言えなさそうだ。今後の裁判の行方を見守りたい。

以下ソース
https://tocana.jp/2023/04/post_249119_entry.html

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