【社会】安倍元首相銃撃事件が間もなく公判へ 山上徹也被告を「山神様」と神格化する動きと2世たちの「気持ちが分かってしまう」苦悩
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0001逢いみての… ★2023/05/30(火) 22:46:48.89ID:CAP_USER
 安倍元首相が殺害された銃撃事件で起訴された、山上徹也被告(42)の公判前整理手続きが、6月12日から始まることが決まった。事件の真相は明らかになるのか。取材を続けているジャーナリストの鈴木エイト氏は、山上被告をめぐって世の中が複雑な状況にあると危惧している。鈴木氏の新刊『自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言』から抜粋してお届けする。

 * * *

 事件後、まず危惧したのは2世たちへの精神的な影響だった。統一教会の信仰を持っていた時期がないと思われる山上被告は、いわゆる”元2世信者”という括りには入らないとはいえ、問題教団による被害者の子ども「セカンドジェネレーション」、つまり2 次被害者として「2世問題」という側面があることは否定できない。

 事件後、聞こえてきたのは「山上容疑者の気持ちがわかってしまうことが辛い」という2世たちの声だった。当然ながら、殺人も厭わない銃撃という手段を採ったことは許されないことだ。とはいえ、彼が抱いた教団への恨みや憤りが痛いほどわかること、そして教団の体制保護に寄与してきた政治家を銃撃するといった社会の耳目を集める事件を起こさない限り、自分たちの苦しみはおろか存在すら認識されてこなかったこと。それまで様々な場所でそれぞれの”絶望”に直面してきた2世たちにとって、彼の境遇やその境遇を背景にとった行動は、どうしても他人事には思えないのだ。

 その「2世問題」視点からの報道が増すにつれ、容疑者への感情移入やSNSを含む情報氾濫、または無防備な状態でメディアから取材を受けることによって、多くの2世が精神的なダメージを被る恐れがあった。そのため、敢えてSNSから離れる選択をした2世もいる。私もそのようなアドバイスをしてきた。

 当事者ではなく取材する側として2世問題に長年向き合ってきた私ですら事件後の海外メディア対応の際に、山上徹也という人物が事件を起こした背景や、2世問題を説明しながら感情が高ぶり、涙が止まらなくなってしまうことが何度もあった。常に冷静な視点で見ることを心がけてきた“部外者”である私でさえ、無意識レベルで感情が大きく揺さぶられた。それだけに、当事者である2世たちが受けた衝撃や動揺の大きさは如何なるものであったか想像に難くない。

 彼を英雄視するような動きは実際にあり、社会の目を覚まさせてくれたヒーローとして捉える人も少なからず存在する。さらには「山神様」などと呼び神格化する声もあると聞く。

 事件直後、すでに減刑運動を呼びかける声は上がっていた。賛同する人から私にこのようなメッセージが来たこともあった。

「あなたは山上さんのおかげで有名になったのだから、減刑運動に参加する義務がある」

 このような認識を持つ人もいるということだ。敢えて返信はしていない。

 実際に山上の減刑を求めるネット署名、『山上徹也氏の減刑を求める署名』が事件後ほどなくして立ち上がっている。1万人以上の署名を集め、検察庁などへ郵送された2023年1月、発起人の女性2人が開いた会見を取材した。

 発起人の一人は別の宗教団体の2世、山上が逮捕後すぐに死刑にされてしまうのではと危惧し、ネット署名を立ち上げたという。山上自身は彼のツイートを見る限り、自分自身をいわゆる「宗教2世」として捉えていなかった形跡があるが、会見で配布された資料には山上を一般的な「宗教2世」と設定した上で、彼の内心をある意味決めつけて感情移入しているような記述が多々あり、違和感を持った。

 もう一人の会見者はネット署名活動の事務を担当しているとのことだったが、こちらの女性には政治思想的な背景が窺えた。質疑応答において女性は、質問内容とは無関係に民主主義に対する見解や安倍政権への政治批判を展開、山上をドフトエフスキーの『罪と罰』の主人公ラスコーリニコフに譬えて持論を語り出した。これを延々と聞かされては堪ったものではない。私は途中で遮り、「簡潔に質問するので回答も簡潔にお願いします」と釘を刺し、要点を絞って再質問した。

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20230530_1874080.html

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0002逢いみての… ★2023/05/30(火) 22:46:59.05ID:CAP_USER
 減刑を求める声や署名の賛同者の意見など、それぞれの思いから行われる”運動”自体を否定はしないが、社会への意見を発する媒介として山上と彼の起こした事件が”使われている”“コンテンツとして消費されている”のではないか、そう思わせる会見だった。

 山上による銃撃事件を基にした映画『REVOLUTION』も製作、公開された。元日本赤軍メンバーの足立正生監督が脚本も担当している。同映画では山上を革命家として捉えており、監督自身の娘をモチーフにした革命家2世も登場する。この作品もまた足立監督のバックボーンを投影した作品となっている。

「神格化」「減刑運動」「映画」と様々な人が、自分の思いや主義・主張を山上に重ねた上で、表現や発信を行ってきた。それぞれの人が山上の事件を媒介として自分自身を投影しているとも言える。

 では私自身はどうだろう。山上徹也という人物をどのように捉えているのか。まずは安易な決めつけをせず、フラットに見ていこうと思っている。
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