10/09 10:03
津波注意報発表で気象庁会見 通常の地震活動ではない可能性も
https://weathernews.jp/s/topics/202310/090095/
https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202310/202310090095_top_img_A.jpg
気象庁は今回の地震活動について、午前4時頃から断続的な揺れを観測しているとしています。鳥島近海は地震計が少ないため、震源や地震の規模などを特定するのが難しい領域です。
世界の地震活動を監視しているアメリカ地質調査所による解析でも、地震の規模はマグニチュード5を少し超える程度となっています。
今回のようなケースは珍しく、一般的な地震ではなく、海底での火山活動や地すべりなど他の原因で揺れが起きた可能性も否定はできないとのことです。
鳥島近海では過去にも、一般的な津波を起こす地震より小さい規模のマグニチュード5クラスで津波が発生したことがあります。2018年にはマグニチュード5.7、2015年にはマグニチュード5.9の地震で、津波が発生しました。
10/9 12:25
津波の発生原因は「地震なのか不明」 気象庁が予測で津波注意報を発表できなかった理由とは
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/766944?display=1
ところが、今回のケースでは、津波の予測に欠かせない「地震の規模」がわからないというのです。 ...
ただでさえ海底は陸地と比較して観測点が少ないうえ、まして陸地から遠く離れた沖合となると、入ってくるデータの量が限られるため、地震の震源を迅速かつ正確に予測することは難しくなります。 ...
気象庁は、津波注意報を予測ではなく、各地の検潮所で津波を実際に観測してから、いわば“後追い”で発表する形になったのです。 ...
一方、USGS=アメリカの地質調査所は、午前5時25分頃に鳥島近海で発生した地震の規模をマグニチュード4.9と推定しています。 ...
津波をもたらした現象は、本当に地震なのか。地震でないとすれば、いったい何が起きたのか。 ...
気象庁によりますと、鳥島近海で目立った火山活動は確認されていないということですが、
鳥島など伊豆諸島の島々はいずれも火山活動によってできた火山島であり、周辺の火山活動についても監視や分析を進めています。 ...
去年1月には、南太平洋のトンガ諸島の海底火山で大規模噴火が発生した際、「気圧波」が原因で津波が観測されています。 ...
10/9 17:37
地震また「無感」で津波 火山活動で海底変動か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE091GM0Z01C23A0000000/
5日、伊豆諸島・八丈島で30センチの津波を観測した地震の規模はマグニチュード(M)6.5、震源の深さは17キロ。
9日の地震について、海外の観測機関はM5前後が続いたとしているが、気象庁の担当者は「M5では通常、津波は発生しない」と指摘する。
東北大の今村文彦教授(津波工学)は、津波が九州や四国に到達したことにも着目する。
「今回観測された津波の周期では、通常は減衰するのに、広範囲に及んでいる」。地震の規模と合わせて「海底で何らかの変動があった。地滑りの可能性は低く、火山活動の影響では」とみる。 ...