ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏らが搭乗したとみられる小型機の墜落を受け、不穏な空気が漂っている。プリゴジン氏らの死亡が確認された際に発動する「行動計画」が存在すると親露派メディアが伝えた。ウラジーミル・プーチン大統領の秘密を暴露するとの見方もある。「墓の向こうからの復讐(ふくしゅう)」が始まるのか。

親露派メディア「リードフカ」によると、プリゴジン氏は常に前線に立ち、命のリスクにさらされていることから、ワグネルは幹部が死亡した際の対応策を定めていたという。今回の小型機墜落で死亡したとされるプリゴジン氏と共同創設者、ドミトリー・ウトキン氏の名前を挙げ、「(2人の)死亡が確認されれば、アルゴリズム(手順)は直ちに開始される」と伝えている。計画の具体的な内容は不明だが、「プランB」「プランC」などが存在する可能性もある。

英紙など複数のメディアは、ロシアの人権活動家、ウラジーミル・オセチキン氏周辺の情報として、ワグネル側がプーチン氏個人の評判をおとしめるような機密情報を漏洩(ろうえい)させる計画を示唆していると伝えた。

「プーチンの料理人」と呼ばれたプリゴジン氏は、プーチン氏の表も裏も知り尽くしているとみられ、「暗部」が暴かれる可能性もある。「墓の向こうから復讐するつもりだ」と見出しを掲げた英デーリー・エクスプレス紙(電子版)は、「漏洩(ろうえい)が現実になれば、プーチン大統領だけでなく、ロシアの政治情勢により広く影響を及ぼす可能性がある」とした。

一方、ウクライナ側で戦うロシアの反体制派武装組織は、ワグネルに報復≠促している。ロイター通信によると、ロシア義勇軍の司令官はワグネルの兵士ら向けの動画を投稿、ロシア国防省の「番犬」として働くか、報復するのか「真剣に選ぶときがきた」と強調し、「報復するにはウクライナ側に寝返る必要がある」と呼びかけた。

米国防総省のライダー報道官は24日の記者会見で「プリゴジン氏に注目が集まっているが、真の脅威は組織だ」と述べた。

筑波大学の中村逸郎名誉教授は「『行動計画』は、プリゴジン氏が国防省批判を始めた昨年の時点で存在していた可能性もある。ロシアでは追悼集会が予定されているとの情報もあり、一般市民も巻き込みつつ、プーチン政権への非難や打倒の動きが強まると予想される。ベラルーシにいるワグネル戦闘員の動きも注視される」と語った。

以下ソース
https://www.zakzak.co.jp/article/20230826-CTZ2WO23U5KMDHALR5LDO625EQ/

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/