人生は一度きり。
ましてや、男がセックスできる機能は、年をとったらある日突然失われる。

一生のうちに抱ける女は何人だろうか?
ましてや、普通に生活していたら、モデルやタレントなどと知り合い、さらにセックスする確率はほぼゼロに近い。

だから男は、性機能が衰える前に、可能な限り、あらゆる手段を使って、ハイレベルな女とのセックスを体験するべきなのだ。

美食家や、ワイン愛好家が、それを求めるように。

かつては一回2万のデリヘルで満足していた俺も、「残り時間」を意識したとたんに、ひたすら高みを目指すようになった。

俺は、性機能がいつか失われる恐怖と、それまでに、自分がどこまでハイレベルな女を抱けるかという飢餓感で、今日もクラブに金を張る。

そのモチベーションもあって、仕事もうまく回り、金はそれなりにある。

金は、ハイレベルな女を抱くためのショートカットチケットだから、全く惜しくはない。
ハズレを引くことを恐れて、ケチっていてはダメだ。

高みを目指す者だけが知ることができる経験を、何度か垣間見てきた。女優、アイドル、モデル、アスリート…。

だが、まだまだ不十分だ。

登るべき山はまだまだある。
山を登るための金もある。