10/12(金) 19:49配信 読売新聞
軽い動機「パパ活」女子中高生に横行…性被害も
(読売新聞)
 インターネットで知り合った男性と食事や買い物をした見返りに
金銭的支援を受ける「援助交際」が女子中、高生らの間で横行している。
近年は「パパ活」と呼ばれ、
遊ぶ金ほしさや興味本位といった軽い気持ちでネットに投稿し、
性被害に遭うケースも相次いでいる。

 ◆「ごく普通の生徒が…」
 「パパ活募集」。2017年11月、「サイバーパトロール」をしていた福岡県警の捜査員が、
ネット掲示板に書き込みを見つけた。
捜査員はメッセージを送り、福岡市郊外の駅で待ち合わせた。
現れたのは、ジーンズにTシャツ姿の高校の女子生徒(16)。
「派手でもなく、ごく普通の生徒」(捜査関係者)だった。
警察官であることを明かし、事情を聞くと、生徒は「興味本位だった」と語った。
学校では模範的な生徒とみられていたが、
その後の捜査でネットで知り合った男から現金を受け取り、
性的な関係をもっていたこともわかった。
県警は、この男(50歳代)を突き止め、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕した。
生徒を迎えに来た母親は「まさか娘が援助交際をしているとは……。
警察官に見つかってよかった」とうなだれた。