菌があるところに接触すると感染しますので、性器に感染していても口中に菌がいなければキスでうつることはありません。
また、眼の粘膜に感染して、トラコーマという結膜炎を起こしたり、妊娠時に感染した場合、乳児の呼吸器に感染してクラミジア肺炎を起こすこともあります。
妊娠中の女性の場合は、このような母子感染をするので、注意が必要です。
クラミジアは、喉、直腸、尿にもでるので、口、肛門、尿を使った性行為も危険です。
感染者はHIV(エイズ)への感染率が通常の3〜4倍になるという統計もあるので、検査する際は併せてエイズ検査もすることを勧めます。
パートナーが1 人だからといって安心できないし、性行為をした人は誰でも、たった1回の性行為でも感染する可能性があります。
しかし、コンドームなどの使用による性器粘膜の接触を伴わない行為や、お風呂場や空気感染などの間接的な感染はほとんどありません。