2005年から警察内部の通達により援交JKに対する対応が変わりましたが
法律・条例そのものは、それ以前から変わってはいません
18歳以上であれば現役か中退か卒業か関係なく法的には同じです

秋葉原において、店舗型JKリフレ、JKおさんぽなどの
JKビジネスが興隆した時期があり
経営者は18歳以上のJK3年生しか雇用していない建前でいました
(18歳で合法的に営業していれば警察は介入できない)

ところが実際には17歳以下の少女が援交しているケースもあって
街の風紀を改善するため都知事と警視庁が対策に乗り出しました
高校生であれば年齢を問わず補導の対象とするよう方針を変更したのです
18歳の時点ではなく、過去の17歳のときに条例違反行為があったのでないか
という容疑で捜査することは問題ないという判断です

この通達では原則として高校在籍中の生徒が補導の対象となり
中退者や卒業者は除外することになっています

職業選択の自由、個人の自由恋愛に対し
国家権力の介入は最小限にとどめるべきである
ただし、高校以下の学生に対してはパターナリズムによる制約が容認される
という警察の憲法解釈に基づき高校在学中か否かで線引きされました

警察の任意捜査がどこまで許されるかどうかという問題と、
法律・条例違反で裁判所の有罪判決がでるかどうかは
別問題なので混同なさらないでください

任意捜査(事情聴取)はあくまでも被疑者の同意により行われる建前なので
実際には何の法律違反がなくても容疑があれば聴取を要求されます