15=38です。19才の元処女と7回目のデート。

まずカジュアルイタリアンでランチ。半個室の店でこっそりお酒も出してくれます。
彼女はこれまで極貧だったので、ほろほろ鳥のパスタとか、柔らかい豚肉とかに大感激。
よくしゃべってくれるし、ずっと笑ってる。ここまではいつもの通り、とっても楽しいデートなんですね。

少し酔って、昼の公園で手つなぎデート。すれ違う人たちはだいたい冷たい目線を僕たちに向けます。
特に若い女性と、中年のおっさんは。

手を繋いで公園を歩きながら、ずっと思っていたことを話す。大人の関係の時にもう少し心を開いてくれないか。
食事の時とか楽しそうに笑ってくれるのに、ベッドではずっとスイッチを切ったように反応が消えてしまうのは空しい。

彼女は突然、無言になってしまう。気まずい沈黙の後、ごめんなさいとあやまってくる。
いや、謝らなくていいから、もう少し心を僕に開いて欲しい。
食事をしているときとか、散歩をしているときは、楽しそうなのに、ベッドではどうしてスイッチを切ってしまうの?
彼女は再び沈黙。そして、またもや、ごめんなさい。

いやいや、誤って欲しいんじゃなくて、痛いんだったら痛いって言ってくれてもいい。
彼氏と一緒にいるときの10分の1でいいから、感情を開いて欲しい。

そう言うと彼女は、彼氏はいたことがないのでわからない、と答え、また、ごめんなさいと誤る。

こっちはいろんな感情がこみあげてきて、思わずぎゅっと肩を抱き寄せてしまう。昼の公園の舗道で。
ランチで公園に出てきたらしい2人組のベンチに座った女性会社員が、異様なものを見るような目で、僕たち2人を見ている。

それからシティーホテルのデイユースに行ったんですけどね。
やっぱりこれまで同様に彼女は、ぎゅっと抱き寄せてキスした瞬間にスイッチを切ってきました。
何の反応もない19才の人形を2時間ほど抱いて、キスをして大人をして全身キスして、また大人をして。

空しいなあという思いと、愛おしいなあという思いが、交互にわいてきて、
突然勃起しなくなったり、がちがちになったものを狂ったように挿入したり、そして突然空しくなって勃起しなくなったり、
そして、彼女はずっと死体のまま。