■犯行理由は高校時代の風俗店

私は高校時代に、背徳感を伴う性的な経験があり、孤独の穴埋めのために
それを思い出してしまいました。

背徳感を伴う性的体験とは、藤野被告によれば、自身が高校時代に
足を踏み入れた風俗店での性体験だったという。

「自分が高校生当時から、触れ合うことができなかった『女子高生』に憧れを
持っていました。加えて、いわゆるブルセラや援助交際などの対象も女子高生。
性的快感、私の高校生の時の風俗経験が背徳感を伴っており、それと女子高生
が紐づいていました」(同)

 つまり、高校生時代の藤野被告は、遠巻きに眺めることしかできなかった
同じ年頃の女子に憧れを抱き、込み上げる性的な衝動を風俗店で慰め、そこで
覚えた快感と背徳感を忘れられないまま、以降も「女子高生」への思いを募らせ
続けていたのだ。