深刻なストーカー行為の背景には精神障害がある

ある精神科医による、重篤なストーカーの分類方法もたいへん興味深いので、ここでご紹介しておきます。

1.執着タイプ 自己愛性パーソナリティ障害に起因。自分を特別視しており、自尊心が異様に強い。バカにされると逆上する。
2.一方タイプ 統合失調症や妄想症(パラノイア)に起因。被害妄想や、相手が自分を好きだという妄想を抱く。意思の疎通が困難。
3.求愛タイプ 発達障害傾向に起因している。コミュニケーション能力に問題があり、相手の感情や考えをくみとることができない。
4.破壊タイプ 反社会性パーソナリティ障害に起因している。感情のコントロールが不得手で、攻撃対象を常時探していたりする。

ひらたくいうと、過激なストーカー行為におよぶ加害者には、精神疾患の可能性がある可能性が高いというのです。