きちんと解説しているところはあるのか知らないが
今回は、初めてと言っていいくらい意図を明確にした事が一字一句の組み合わせから読み取れる。
適正株価水準の目標を掲げたのは画期的だった。
ヘッジファンドはかなり面食らっているはずだ。手足を縛られてしまったも同然。
その特徴は不等式で示した事で、6兆円を買う事になっていないことだ。
この事が逆に短期筋を動きづらくさせる。
1年で6兆円を買えば、他の要因を除く限界部分でその日経平均を押し上げる額は簡単に計算できるが、
不等式で範囲を表す事になるので、いつまでにどこまで押し上げられるか、時間軸で考えられないからだ。