類似建物の指導徹底を=風俗店火災受け全国に−国交省

さいたま市大宮区で風俗店の入るビルが焼け、4人が死亡した火災を受け、国土交通省は18日、類似の建物に対する指導を徹底するよう各都道府県に通知した。
火災の原因は不明だが、ビルが違反建築物であった可能性があるためで、消防などと連携し、再発防止に努めるよう求めた。
国交省によると、建築基準法は3階建て以上の建物について、柱や壁を耐火構造としたり階段に煙が入らないよう扉を設けたりするなどの規制を定めている。
さいたま市のビルがこれらに違反していた可能性があり、通知は「3階以上の階に個室付きの浴場がある建物」を対象に、違反の有無を確認するよう求めた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121801180&;g=soc