4月17日、厚生労働省は、医療機関が梅毒に感染した女性患者を国に届け出る際、
患者が妊娠しているかどうかも報告させる方針を固めた。

梅毒の患者数は近年増加傾向にあり、国立感染症研究所によると、
昨年の梅毒の患者数は5820人で、44年ぶりに5000人を超えた。

妊婦の感染も増加しており、一昨年には33人が報告され、
梅毒に感染している妊娠中の女性から胎児に感染す
る先天梅毒の赤ちゃんは14人に上ったという。

妊婦が梅毒に感染していると、胎児にも感染して先天梅毒を
引き起こすおそれがあり、治療を受けなければ4割の胎児は死産、
または出生後まもなく死亡する可能性があるとされている。

梅毒の増加についてはこれまでにも報じられてきたが、Twitterでは、

“昔の病気っぽいイメージあったけどそんなことなかった”
“梅毒なんて昔の話かと思ったわ”

などの声がみられ、現代でも患者数が増えていて、
身近な問題であることを実感していないユーザーはまだまだ多い様子。


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