今回のブラックスワンでは、折込みがある程度進んでなければ、日銀談話程度には反応しない。
逆に、更に売りを浴びせられる事さえある。

折込みとは何か？定性的な物として捉えては意味が無い。
下落に対する備えとしてのポジションの形成度合いと言い換える事が出来る。

先物売り、オプション、リスクパリティ、その他、数字に表れる。
ほぼ100%織り込まれてしまうと、もう下げない。下がるほうが儲かる状態になっているから。
そうなると、小さな好材料でも上げ始め、AIが反応し、一方通行の上げが起きうる。

過去２０年で、今回が４回目のブラックスワンとなるが、折込みの数字は殆ど差が無い。
リーマンが最大値を記録してる。
今回リーマンを上回るとは現状では考えられない。