今それなりに人気があるらしい中堅の作家が大学生時代の友人だった
当時から小説を書いていて俺らに感想を求めて読ませていたが、読む才能も無い俺にはよくわからないものの凄まじく才能豊かな人だというのはわかった
で、彼の小説には男がオナニーする事の独特な表現で「トイレに駆け込む」というのが度々出てきた
彼の貧しい家庭環境を想像させ涙を誘った

便器ってのは、つまり思春期に自分の部屋が無くトイレに籠もって便器に向かって射精するという事の象徴だろうか
肉は生身の人間という意味だろう
肉便器おじさんの生い立ちが偲ばれる