0882S田S雄様2020/04/23(木) 07:25:25.87ID:1VZTHn2g その瞬間、彼女が顔を伏せたかと思うと「ふぅ〜!」と鼻から息を洩らした。 終点○○駅に到着する直前にいい気持ちを感じてもらえたようだ。 乗客たちに押されながらホームに降り、俺は彼女の後を追った。 改札を出たところで声をかけたが、無言で首を横に降った彼女は、高層ビル街へと去って行った。 なにぶん昔のことですが、細部までよく憶えていたものです。