またこのヘルス嬢は、もし感染者の名前が出ないとしても「ネットで特定されそう」と不安を明かす。
公表されたラウンジ店の話題を扱うネット掲示板では、実際に女性を特定しようとする書き込みも見られる。

もともと風俗業界は濃厚接触のリスクが高いだけに、新型コロナウイルスが話題になって以降、
出勤日を減らす風俗嬢が急激に増えたという。感染だけでなく、店名を公表されるリスクを背負うとなれば、
経済事情でやめたくてもやめられない人が多い業界とはいえ、さすがに風俗嬢の数も減ってきそうだ。

風俗店の客にも影響は大きい。もし感染したら直近2週間の行動を行政機関に申告しなければならない上、
通った風俗店で感染者が現れた場合でも「濃厚接触しました」と名乗り出なければ周囲に迷惑をかけてしまう。

「キャバクラなら周囲にも家族にも何とか言いつくろうことができると思いますが、
風俗店だと難しい。家庭崩壊になりかねないので、風俗には行かない方がいいのかも」(風俗愛好家)