男性ホルモンが関与か=新型コロナ感染、症状悪化
前立腺がんは男性ホルモンで増殖するため、作用を薬で抑えるADTが行われる。イタリア北部ベネト州の前立腺がん患者を調べたところ、ADTを行う患者は行っていない患者に比べ、新型コロナの感染率や重症化率が大幅に低かった。

 これは、男性ホルモンがウイルスの感染に重要な役割を果たす酵素にも働いているためと考えられる。