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梢と知り合ったのは、俺がよく行く風俗で、梢はそこでアルバイトをしていた。
どちらかと言うと大人しい感じの女性で、歳は24、25才、俺は好印象を抱いていた。
俺は仕事の気分転換によくその店を訪れ、なんとなく顔なじみになったようなものだった。
そんなある日、街を歩いていて信号待ちをしていると偶然にも梢に会って、ちょっと立ち話をした。
以後、その店を訪れると軽く会釈をするようになった。
しばらくするうちに、なんとなく梢に声をかけ食事に誘ってみた。
といっても俺はお酒が飲めないので、酔わしてどうこうまでは考えていなかった。
現われた梢はシックな感じの服装で、お店でのイメージと変わらなかった。
横浜の夜景の綺麗なレストランで食事をすると、これからの方からいろいろ身の上話をしてくれた。