【ネット上の誹謗中傷に法規制を――厳罰化求める声】

〈5/25 (月) 5:30配信　スポニチ〉

ネット上の度を越した書き込みへの法規制を求める動きが広がっている。
長与千種（55）は自身のツイッターで「道徳尊厳無き言霊を放った人たち
へのそれなりの措置を考える」と投稿。 匿名での誹謗中傷は韓国では
「指殺人」と呼ばれ、日本でも 深刻な社会問題となっている。

「匿名アカウントによる誹謗中傷を撲滅するために、プロバイダ責任制限法
の改正と刑事罰化を求める」と題した署名活動ページが立ち上がった。
発信者の責任追及手続きの簡略化 などを政府に要求する見通し。

総務省は開示請求手続きにかかる時間を短縮できるかどうかを検討し、
有識者会議を経て７月ごろに方向性を示す。 立憲民主党の蓮舫 副代表も
「対策に動きます」と表明した。山本健太弁護士は「今の仕組みでは時間、
費用、労力と負担が大きく、被害者が泣き寝入りしてしまう。一方で
投稿者は『責任を追及されない』と危機意識が薄いまま。 投稿者の責任が
追及される仕組みづくりが急務だ」 と話した。