近年では、出会い系サイトで知り合った女性と交際を始めようとすると、
暴力団関係者とみられる男が現れるという“美人局”の事件も多いという。
しかし、ある指定暴力団の幹部が打ち明ける。
「美人局のような事件は、最近は身近でほとんど聞かなくなった。
そもそも、引っかかった男の前に姿を晒さなければならないから危険は多い。ハイリスクだ。」
「美人局にしても、別のシノギにしてもヤクザの“恐ろしさ”を見せつけることになる。
これは今となっては利口ではない。はるかに前からヤクザは『脅し』ではなく、『だまし』で稼ぐようになった」