2020/07/16
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200716-OYT1T50088/
東京都新宿区が医療機関に委託して6月に行った新型コロナウイルスのPCR検査で、ホストクラブなど「夜の街」で働く人を含む「飲食業」の陽性率が31%に上ったことが区への取材でわかった。
会社員らの4%に比べて8倍に達し、夜の街関連の感染リスクの高さが浮き彫りになった。
区では、保健所が行う検査のほか、国立国際医療研究センター(新宿区)と区医師会がセンター内に設けたスポットで行う検査がある。
区によると、スポットで6月1か月間に検査を受けた1266人のうち226人(18%)が陽性だった。
職業別の陽性率は、「飲食業」が31%と最も高く、429人のうち133人が陽性で、そのほとんどがホストクラブやキャバクラを含む接客業だった。
次いで「無職・フリーター等」が24%、「学生」と「会社員等」はともに4%、「不明」16%だった。