〈AERA〉7/14(火)
https://dot.asahi.com/amp/aera/2020071300057.html
東京で感染者数200人を超える日が続いている。
そんななか、感染拡大の中心とされる新宿区のPCR検査の陽性率が、5月の連休後から跳ね上がっていることがわかった。
医療機関や医師が危機感を募らせる。
AERA 2020年7月20日号で掲載された記事を紹介。
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都内の病院に勤務する女性医師が院内の様子をこう語った。
「今回こそ本物の波が来るかもしれないという雰囲気は漂っています」
この病院でもいったんは感染者がいなくなったが、6月下旬からまた受け入れが出始めた。
7月6日以降、患者と接する際に医師と看護師は白衣の上に防護衣とフェースシールドを必ずつけるようにした。
診察室の中の机や椅子を次亜塩素酸水で消毒する回数も、決められた時間だけではなく、できるだけ多くするようにするなど、「個人的な“警戒レベル”も上げています」(医師)。