脳のスイッチをオフにして「記憶を削除する薬」が開発される
記憶を何度でも安全に消去できる即効性のある薬、DCZ(デスクロロクロザピン)が開発されました。

この薬を投与されたサルは僅か10秒ほどで記憶が失われ、目の前で箱に隠されたエサの行方がわからなくなってしまいました。

またこの記憶消去薬は、サルの作業記憶を司る神経細胞の活動をオフにすることによって効果を発揮します。

にもかかわらず、安全性が極めて高く、効き目も24時間で完全に消えることから、繰り返しの使用が可能。サルから何度でも同じ内容の記憶を奪えました。