【「角海老」ソープ店の責任者ら逮捕 売春場所の提供容疑】

売春のための場所を提供したとして、警視庁は、ソープランド老舗
「角海老グループ」の店舗の責任者坂口敏(48)=千葉県松戸市
竹ケ花=、店長坂本大輔(39)=東京都葛飾区青戸4丁目=両容疑者と
従業員の男3人の計5人を売春防止法違反(場所提供業)の疑いで
逮捕し、26日発表した。

調べに対し、坂口容疑者は「店の営業方針としてやっていた」と供述。
グループ内で他にも複数の店舗の営業を管理する立場だったといい、
警視庁は経営実態を調べる。

保安課によると、坂口容疑者らは6月20日、東京都葛飾区亀有5丁目の
「亀有角えび店」で、女性従業員が不特定の客と売春すると知りながら、
そのための場所を事業として提供したなどの疑いがある。

店側とトラブルになった客が警視庁に相談していた。

角海老グループは関東地方で31店を営業している。売春は売春防止法で
全面的に禁じられているが、売春した本人にも相手方にも罰則はない。