みわよしこ 2020/08/07
https://diamond.jp/articles/-/245318
●メディアで報じられないコロナ禍の高校生活
●ギリギリの自転車操業さえ打ち砕かれた生活
小河さんは、「あすのば」に寄せられた子どもたちや保護者の声について、「平時に見えづらかった課題が露呈しています」と言う。
もともとギリギリの綱渡りのような日常をコロナ禍が襲い、綱渡りすら不可能にしてしまった構造だ。
高校生世代が「あすのば」に寄せた声を紹介しよう。
「今春、私立の通信制高校に入学しましたが、母が失職したので退学を考えました。中学生の弟には障害があり、就職先を見つけるのにもハンデがあります」