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そこに4月、緊急事態宣言が発令。
コロナ感染の少ない地方でも警戒感が増し、客は一気に霧散した。
兼業の風俗嬢や家庭を持つ風俗嬢はみな休業。

当時出勤していたデリヘル嬢によると、店内の待機所には独身のベテランと出稼ぎ組、短期で稼ぐつもりの兼業風俗嬢などしかいなかったという。

秋田市のデリヘル関係者は、「あの頃は電話がほぼ鳴らず、鳴ってもリピーターが中心。
フリー(指名など)のお客さんはほぼいませんでした」と当時の状況を説明する。

ごくたまに新規の客が電話してくることもあったが、
大体が「通常なら即出禁になるような連中ばかり」(前同)だったという。
そうした客についたことのある20代のデリヘル嬢が具体例を教えてくれた。