https://www.asahi.com/articles/ASNCX76YTNCSUSPT00K.html
コロナ禍の影響で、全国の国公私立大のうち少なくとも190大学が、
「経済的理由による退学・休学者」が今年度末に増えると予想していることが、
朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」でわかった。
不況による学生の家計悪化が続き、今後、「経営が困難な大学が増加する」と予想する大学も回答者の8割を超えた。
不況で家計が苦しくなり、学費を払えない学生が増えるとみる大学も多い。
「退学・休学の増加」は緊急調査時の7月に9%だったが、今回は10月に15%、来年3月には30%に急増。
特に、国公立より学費が高い私立大は35%に達する。
岐阜県の小規模私立大は「すでに経済的理由で退学した者がいる。
今後も同様の理由で退学・休学する者も出てくると考えられる」と危機感を募らせる。