2021/01/15
https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/210115/dom2101150008-s1.html
全国的な電力不足が深刻化している。寒波の影響で電力需要が大幅に増加する一方、火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)も在庫が減少。
コロナ禍の「巣ごもり」で家庭の電力消費も高止まりしており、専門家は「大規模な停電は現実的な問題だ」と警鐘を鳴らす。
なぜ電力が逼迫(ひっぱく)化しているのか。
エネルギー問題に詳しいジャーナリストの石井孝明氏は、
「これまで電力供給の3割を担っていた原子力発電所がほとんど動いていない。
運転を再開した九州電力川内原発がかろうじて電力供給を支えているような状態だ」と述べる。