0192名無しさん@入浴中
2021/01/24(日) 06:48:11.40ID:2NzS3Yq9「俺は天才だ」「俺の前世は聖徳太子だ」「こんな山の中でくすぶっている人間ではない」そんなことを口走っては親に怒られていた。あの頃の勘違いが、人格形成を拗らせたと思う。
天竜川沿いの秀才が集まる長野県立伊那北高校に入学して、その自信は見事に打ち砕かれて現実を見た。
伊那北高校では凡才だったが、どこかにまだ「俺は伊那北に入学出来た逸材だ」という意識があった。
みんなで信州大学へという伊那北高校を卒業後、河合塾に入塾して初めて全国が相手ということを意識した。自分は井の中の蛙、お山の大将であることを自覚して、完全に考え方が変わった。
信州大学こそ至高というぬるま湯固定観念から離れて、苦手科目を切り捨てて目標を早稲田大学合格に定めて、人生で初めて本気で勉強した。