吉原の店主が明かす「コロナで激変したこの町のいま」
2021年03月21日 FRIDAY
https://news.yahoo.co.jp/articles/adbe007a5f7b66c585a953b797b27942f85a4736

https://friday.kodansha.co.jp/article/169845

新型コロナウイルスの感染拡大から1年。あの町で何が起き、何が変わったのか。遊郭街を起源とする吉原における、激動の1年をたどってみた。


経営者たちにとって、それは寝耳に水だった。吉原のソープランドは、土地の利害関係が非常に強い。
かつて遊郭を経営していた一族が土地や店舗を所有しているケースが大半で、経営者は一族に毎月賃料を払って店舗経営をしている。

個室が5、6室の小さな店で月に100万円前後、大型店だと300万円くらいが相場だ。
人件費や広告費等を含めると、月に1000万円の売り上げがあっても、800万円くらいの経費がかかる。休業すれば月に数百万円の赤字は必至だ。