御台所「そろそろ…あれを所望いたす…」
若侍「あれでは解しかねまする。しかと仰せくださりませ」
御台所「さても憎々しき物言いじゃ…ああっ…そ…そなたのま…魔羅を…」
若侍「我が魔羅をいずこに?」
御台所「たわむれを申すな…わ…解っておろうが」
若侍「お下知なくば、これを鞘に収めまする」
御台所「無体な…」
若侍「しからばお下知を」
御台所「…そなたの…魔羅を…我がほとに…い、挿れよ!」
若侍「承知つかまつりました」
御台所「あっ…あああっ!」
若侍「御台様、いかがにござりましょうや?」
御台所「そ…そこが…そこが良い…心地じゃ…ああっ」
若侍「ここにござりまするか?この上の方の」
御台所「ひっ、ひやああっ…ならぬ…わらわは狂いそうじゃ…」