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女性特有の体の構造から、女性には「乳がん」や「子宮がん」などのがんがあります。
がんの多くは高齢になるほど発症リスクが高まると思われがちですが、女性特有のがんは若年化が進み、20〜40歳代で発症するケースが急増しています。

子宮頸がんのおもな原因は、「ヒトパピローマウイルス」というウイルスです。
「ヒトパピローマウイルス」は性交渉によって感染するため、性体験のある女性の約80％が感染するといわれています。
しかし、すべての人ががんになるわけではありません。
感染しても多くの場合、本人の免疫機能が働いて排除されるからです。
ところが、感染の頻度が多い場合などには、長期にわたって感染状態が持続することとになり、このような場合に、子宮頸がんは発症するとされています。