ずっと昔、千葉市民会館向かいの橋を渡ったところに老夫婦がコタツに座って店番している小さな店があった。
ふらっと入って「こんにちは、また来ました。Tさん出てます?」
と言うと、「ちょっと待ってね、この近くに住んでるからね、今、電話してみるから」
なんてやりとりをして一緒にコタツに入って熱い茶をズズッと啜ってると
彼女が自転車で駆けつけてきて「ごめんなさい、待ちました?」なんて

懐かしいな〜。平成になる前の話だから、爺さんも婆さんもTさんも、もうこの世にはいないだろうな。
その頃は「京成国鉄千葉駅前駅」という笑える名称の駅があった。