天性爺語(Vol.25)「2番目の店外 Part5」
(>>303の続き)
カーテンから差し込む薄明かりで目を覚ます。2時間は寝ただろうか。何故か寝起きのHには思い至らず、起きてからはそれぞれの準備。
嬢は昨夜髪を洗わなかったので、髪を洗い化粧をしている間、こちらは朝ご飯の準備。目玉焼きとウィンナーの朝食を一緒に食べる。
せっかくなので、今日は近場を観光して帰る事に。ちょうど梅の季節で公園の梅を鑑賞。ふと思いがよぎり歩き疲れた嬢に休憩を提案。
https://i.imgur.com/eOh5TfM.jpg
行き先を知らない嬢はキョトンとしながら付いて来たが、休憩場所はカップルが休憩する所。部屋に入り昨日とは違う私服を脱がせながら休憩タイムを満喫。
嬢は飼っている犬の餌が心配との事で、そろそろお別れの時間。ホームまで一緒に行き、特急電車で帰る嬢を見送る。20時間以上を一緒に過ごした初のお泊りは予想以上に楽しかった。
その後、緊急事態宣言が発出され、嬢の勤務店も営業自粛に。状況はますます厳しくなっていく…。
まだ続きはあるけど、また別の機会に(第一部完)。