天性爺語(Vol.79)「2番目の店外 第二章 Part7」
(>>669の続き)
桜の季節とは言え、朝はまだ寒い。でも一つの布団に2人で寝たから、むしろ暑いくらい。前回同様、寝起きのHには思い至らず、起きてからはそれぞれの準備。
朝食の目玉焼きとウィンナーを食べながら、今日の予定を相談。単身赴任地の近くにある動物園に行く事に。嬢はアライグマが好きとの事で、沢山いるアライグマに大はしゃぎ。
併設されているレトロな感じの遊園地で観覧車等に乗りアイスを頬張る。遊園地の後は遅めのランチ。25歳位の年齢差を感じさせない普通のデートを楽しむ。
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ランチの後、前回休憩した所へ。休憩タイムを存分に満喫したが、特急電車で帰る嬢を見送るのは切ない。2回目のお泊りも楽しかったので、いっその事アパートで一緒に暮らすのも良いかと思うが、そういう訳にもいかない。
その後、コロナはさらに悪化し、単身赴任先から戻る事に。緊急事態宣言は当初の予定から延長され、嬢の勤務店もなかなか再開されない…。(さらに続く)