天性爺語(Vol.116)「余裕」
「風俗は体力仕事だけど、お金の余裕は心の余裕」
とある風俗嬢のツイートで流れてきた名言だけど、自分は小さい頃、貧乏な家に育ったのでお金に関しては全く余裕がなかった。でも何故かそんなに悲観もしていなかった。
兄弟全員、離婚した父親側についていたけど、その父親は普段は出稼ぎでいないしタマに帰って来ても大酒飲んで暴れていた。育ててくれたのは祖父母だけど、年金が家族の主な収入源だっただろう。
いつも質素な服を着ていたし、部活のテニスラケットが買えなくて友人からもらった古いのを使っていた。成績はそれなりに良かったから、奨学金と授業料免除で大学を卒業、何とか就職もできた。
ただ結婚・就職・出産を一年以内に経験したから就職してからも全く余裕なし。2人の息子達が卒業・就職してようやく少し余裕が出てきた。よく今までやってきたものだと我ながら感心するが内助の功のおかげか。
嬢は稼ぐ為に風俗で働いているケースが殆どだろうが、客側もお金がないと余裕のある遊び方ができず、嬢に「めっちゃ元取ろうする人」と思われて地雷接客受けるかも…。