天性爺語(Vol.262) 「薄っぺらい」

2024年の五大ニュースを発表して以来、自分のやっていることは「薄っぺらい」という批判を浴びることが多くなった。
 「薄っぺらい」というのは、爺の相手がすべて風俗専業嬢であり、彼女らが想定する相場以上の時間単価で遊んでいるのに過ぎないからだという。
 これに対して「薄っぺらくない」遊びというのは、嬢それぞれの心遣いを感じられるような遊びをいうらしい。
確かに自分は便箋いっぱいに感謝の気持ちを直筆で書いた手紙なんかもらった事はないし、プレゼントもあまりもらった事がない。
 自分と会っている嬢には、あくまでも金銭だけの付き合いで、自分に何かあげたいと思う気持ちは全くないというのが事実なのだろう。そう考えると寂しくもあり、自分は金を出しているだけの「薄っぺらい」じじいだと思う。