15日午前2時50分ごろ、岩手県遠野市宮守町の民家で「外にクマのような大きな黒い影が見え、床下に手を伸ばしている」と、
帰省していた男性(53)から119番があった。
消防から連絡を受けた遠野署員が調べると、クマの姿は見つからなかったが、敷地内に成獣とみられる足跡が残っていた。
当時、家には男性の母親(82)もいたが、けが人はいない。
遠野署によると、家の床と地面の間は30〜40センチあり、動物が入るのを防ぐために張っていた木の板の一部が壊されていた。
床下には蜂の巣が散乱し、クマは蜂の巣を取るために潜り込み、その後山へ戻ったとみられる。
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