今回のコンビニ食品実食テストは、レトルトのビーフカレー。各コンビニで味はどれだけ違いがあるのか、また本当においしいのか。
その疑問を解消すべく、味香り戦略研究所による味覚分析と、食のプロによる実食で、コンビニ大手3社のビーフカレーをチェック。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、それぞれの味の傾向を明らかにしていく。
実食するのは以下の3商品だ。
○セブン-イレブン「セブンゴールド 金のビーフカレー」(267円)
○ローソン「ローソンセレクト ごちそうビーフカレー」(333円)
○ファミリーマート「ファミリーマートコレクション じっくり煮込んだビーフカレー」(332円)
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各コンビニのビーフカレーを、味香り戦略研究所の味覚センサーで分析した。その結果は棒グラフの通り。
また、テーマがカレーなだけに辛味もチェックしたいところだが、実は味覚センサーでは辛味の分析はできない。ここでは辛味以外の味覚について棒グラフで分析結果を示す。
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セブン-イレブンはしっかりとした味付け。ローソンはコクを重視、ファミリーマートは塩味がやや控えめ
では、味の印象に大きく影響する塩味と旨味のバランスについて下図で詳しく見てみよう。
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セブン-イレブンは塩味も旨味も強く、食べた瞬間においしさを感じるインパクトがある。ローソンは旨味よりも後味であるコクで勝負。ファミリーマートは塩味を抑えてバランスを重視
これらの結果を頭に入れて、次ページからのプロの審査員による試食をチェックしてほしい。審査員たちの感想、この味覚分析による味の傾向から、自分の好みに合ったビーフカレーを選んでほしい。なお、審査員たちにはご飯と合わせてビーフカレーを食べてもらった。
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