全国の主な外食チェーンの先月（４月）の売り上げは、去年の同じ月を３％上回って５か月連続で増加し、客１人当たりの利用額が低いファストフードの好調が続いています。
外食産業の業界団体「日本フードサービス協会」によりますと、全国の主な外食チェーンの先月の売り上げは、去年の同じ月を３％上回り、５か月連続で増加しました。
売り上げを店のタイプ別にみますと、客１人当たりの利用額が低い「ファストフード」が６．３％の増加と好調が続いている一方、利用額が比較的高い「ファミリーレストラン」は０．８％の増加と、客が多い土曜日が去年の同じ月より１日多いにもかかわらず伸び悩みました。
今回の結果について、日本フードサービス協会は「出費を抑えたい消費者がファミリーレストランからファストフードに流れている動きがあるとみられる。
ファミリーレストランの中でも価格を抑えて、値ごろ感を強調しているところは、消費者の支持を集めているようだ」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160525/k10010534541000.html