三重県内では絶滅したとされていた昆虫「ハマベゾウムシ」(コウチュウ目ゾウムシ科)が、約60年ぶりに県内で発見された。
津市の県総合博物館で4日〜7月31日、標本が展示される。
ハマベゾウムシは体長5ミリ程度で、浜辺に打ち上げられたアマモをエサとしている
1956年に津市の阿漕浦海岸で日本で初めて発見され、北海道と本州、九州に生息する。
県内では58年から生息が確認されず、県のレッドデータブックで「絶滅種」とされた。
アマモの減少が原因とみられる。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160604-OYT1T50054.html