・赤、オレンジ、黄色のパプリカを味覚センサーで分析
・黄色から赤に近づくにつれ、どんどん苦味がアップしていると判明
・黄色やオレンジのパプリカの方が、赤パプリカより甘味が強かった

サラダに彩りを与える野菜こと、パプリカ。その色は赤から黄色までさまざまで、緑色の野菜のなかに少し加えるだけで一気に華やかさを演出してくれます。

ところで、形が似ているピーマンと比べるとパプリカの方が甘いのは経験的に分かるものの、パプリカ同士の味比べはあまりしたことがないのではないでしょうか。パプリカは、色によって味が変わってくるのでしょうか? 気になったので、調べてみることにしました!!

赤・オレンジ・黄色のパプリカを用意して、味覚センサー「レオ」くんに分析させました。
レオくんは、食べ物の味覚(甘味・旨味・塩味・酸味・苦味)を客観的に1〜5段階で数値化してくれるスグレモノ!レオくんを使えば、色の異なるパプリカ同士の微妙な味の違いがわかるはずです。
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3種類をそれぞれ分析した結果、面白いことがわかりました。まず注目すべきは苦味です。なんと、黄色から赤に近づくにつれ、どんどん苦味がアップしていたのです!
また、黄色よりも赤の方が成熟していて甘そうなイメージがあり、実際ネット上でもそのように言われていることが多いですが、結果はその逆!黄色やオレンジのパプリカの方が赤パプリカより甘味が強かったのです。
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http://ima.goo.ne.jp/column/article/4279.html