様々な環境で駆動する柔らかなロボット(意味深)を開発 [無断転載禁止]©bbspink.com [763537533]
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0001名も無き開拓者@無断転載は禁止2016/06/25(土) 15:57:54.00ID:YpAUG0dA0●?2BP(2045)

理工学研究科 山口大介 助教は、人が近づくことができない薬品中や高温・低温、放射線などにさらされた環境における駆動が期待でき、人のような柔らかさを持ったアクチュエータ(ロボット用駆動源)を開発しました。
開発したアクチュエータはポリイミドフィルム製の空気室を持ち、ガスを出し入れする事によって人の指のように曲がる動きを実現しています。
これまでに、-196℃における駆動を実現しており,凍結保存された細胞・臓器のハンドリング、事故や災害発生直後に活躍するロボット、宇宙空間で動作するマニピュレータへの活用を想定し、開発を進めています。

http://www.saitama-u.ac.jp/topics_archives/images/2016-0622-1556.jpg
http://www.saitama-u.ac.jp/topics_archives/2016-0622-1545-2.html

製作したアクチュエータはポリイミドフィルム製の空気室のみで構成されており,ガスの出し入れによって人の指のような曲げ動作を行う.ポリイミドの持つ優れた耐環境特性を有することから,-269℃~300℃の温度環境,薬品中,放射線による汚染環境等における駆動が期待できる.
これまでに,従来のソフトアクチュエータでは到達が困難であった,液体窒素温度付近(-196℃)における駆動に成功しており,液体窒素温度環境においても人のような柔らかな動きを実現している.

今後の期待
 今後,開発したアクチュエータを応用することによって,例えば,凍結保存された細胞・臓器といった壊れやすい対象を操作するマニピュレータや,事故や災害発生直後の人が立ち入って良いか不明な環境における安全確認・サンプル採取を目的としたロボット等の開発が期待される.
今後,人が活動できない環境に人の柔らかさを取り入れることで,人の生命活動・安全を守る基盤技術の確立に努めていく.
https://research-er.jp/articles/view/47635
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