不安をあおられて高額な包茎手術を受けさせられたといった相談が、全国の消費生活センターにこの5年間で1000件余り寄せられていていることが分かりました。
被害を言い出せない人は相当な数に上るとみられ、国民生活センターは注意を呼びかけています。

5年で相談1000件・高額な契約迫られるケースも

国民生活センターによりますと、全国の消費生活センターに寄せられた包茎手術を巡る相談は、ことし3月までの5年間で1092件に上っています。
相談を寄せた人のおよそ60%は20代の男性で、相談内容は、「性器の状態がひどい」、「安い手術では仕上がりがよくない」などと不安をあおられ、
インターネット上の広告などでは5万円から10万円となっていたのに、50万円から150万円ほどの高額な契約を迫られたというケースが多く、中には200万円を支払った男性もいるということです。

“え死”や“排尿障害”も“え死”や“排尿障害”も

手術を受けたあと痛みや出血が続いたり排尿などの機能に障害が残ったりしたという相談もあり、痛みが引かないため別の病院を受診すると「縫い方がいい加減でえ死している」と言われたというケースもあったということです。
特に、医療機関を受診したその日のうちに手術を受けてトラブルになるケースが多く、患者に対して手術の内容や効果、リスクなどを十分に説明していなかったり、
状態によっては保険が適用できる手術の方法もあるのに説明していないとみられるケースも目立つということです。

以下ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160624/k10010570501000.html