ご飯にカレーをかけて食べるカレーライスは元来、中国にはなかった食べ物だ。ハウス食品はその中国で、日本風カレーライスを根付かせようとしている。
ゼロからの挑戦だが、そこには、周到な戦略と、「根気強い」としか言いようのない営々たる努力が垣間見える。
加速するハウス食品の中国カレー事業
国内でカレールウ最大手のハウス食品が、中国でのカレー事業をここに来て加速させている。今月(2016年6月)、現地法人「浙江ハウス食品」を、上海のすぐ近く、浙江省平湖市に設立した。
18年秋には浙江ハウス食品の新工場が稼動する。カレーのルウを製造する現地法人は、05年に開業した上海ハウス食品と、14年にカレーの生産ラインを稼動させた大連ハウス食品についで3番目だ。
浙江の工場が稼動すれば、中国でのカレーの生産能力は一挙に2倍になる。中国では経済成長率が鈍化しつつあるが、そんな中で新工場を建設するのは、ルウの売り上げが拡大しているからである。
以下ソース
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160628-OYT8T50069.html
ハウス食品が中国で製造販売している「ハウスバーモントカレー」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160628/20160628-OYT8I50056-L.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160628/20160628-OYT8I50058-L.jpg